内科

どこを受診すればいいのかわからない……それならぜひ内科へ!

どこを受診すればいいのかわからない……それならぜひ内科へ!

一般的には内科を受診される場合とは、風邪症状のほかに、胸部や腹部の異常が多いのではないかと思います。それだけでなく、何が原因なのかわからない全身症状があり、一体何科を受診すればいいのかわからない場合は、内科を受診してください。

たとえば……

  • 全身がだるく、しんどい
  • 体がふらふらする
  • 急激に痩せてきた
  • 異常に喉が渇く
  • 体が頻繁にむくんでいる
  • 不眠

このほか、高血圧などの生活習慣病、メタボリックシンドロームなどもぜひご相談ください。

また、特にご高齢の方の場合、全身に複数の症状が出ていることが考えられます。この場合、症状ごとに専門医に診てもらうのではなく、全身を総合的に診断することが必要です。

風邪対策と予防について

免疫力を全て抵抗力

喉の痛み、咳、高熱、頭痛、鼻水、腹痛、下痢などが、いわゆる「風邪」の症状とされます。体の抵抗力が弱まっているときに、体感温度の差の激しい場所などでウイルスに感染するなどが原因となって起こります。
そのため寒い冬だけでなく、実は夏の暑い時期もクーラーの当たりすぎや熱帯夜での睡眠不足、夏バテで食欲がなくなるなどの原因で体力がなくなり、抵抗力が低下して風邪をひきやすくなります。

よく「風邪をひいたので抗生物質を注射してほしい」という方もいらっしゃいますが、抗生物質で退治できるのはウイルスではなく細菌です。
そして風邪のウイルスを退治できる!という特効薬は、残念ながらまだ存在しません。私たちの体が持っている抵抗力で、自然とウイルスが排除されるのを待つしかありません。
点滴や注射を希望される方がおられますが、下痢や嘔吐などで体の中の水分が足りなくなっている時以外はほとんど効果はありません。

大抵の場合、風邪は適温適湿の環境で水分補給と睡眠、また食事が摂れるのなら栄養をとることで自らの抵抗力を回復させるのが一番の治療法となります。
ただ症状によっては、ひとまず解熱をしたり、脱水状態を防ぐために点滴などの処置をした方がよい場合もありますのでご相談ください。

インフルエンザにご用心

高熱(38度以上)の他、頭痛、のどの痛み、鼻水、筋肉や関節の痛みが強くあらわれる場合はインフルエンザかもしれません。インフルエンザの治療薬は発症から48時間以内に服用することで効果があります。インフルエンザかな?と思ったら早めにご来院ください。

風邪の予防と対策

風邪の予防と対策

まずは以下の5つの習慣を心がけてください。

  • 1.うがい

    外から帰ってきたときには必ずうがいをしましょう。口の中に入り込んだ細菌を洗い流し、またのどを潤すことで風邪を防ぎます。特に周囲で風邪が流行っているとき、のどに軽い痛みがあるときなどは水でもお茶でもうがい薬でも何でも良いのでこまめにうがいをしましょう。

  • 2.手を洗う

    電車やバスの吊り革、階段やエスカレーターの手すり、ドアノブ、スイッチなどを触ることで、手に風邪ウイルスが付着しているかもしれません。家に帰ったらうがいだけでなく、手も洗ってください。短い時間では充分落ちないので流水で充分な時間をかけて、手首から指の間(またのところ)もしっかり洗って下さい。石鹸を使うか、またはアルコール消毒剤を手にすりこむのも効果があります。

  • 3.マスクをする

    マスクを付けることで、のどや鼻の乾燥を防ぐことができます。のどや鼻の粘膜が乾燥すると、繊毛活動が弱くなり、風邪ウイルスの活動が活発になってしまいます。

  • 4.こまめな水分の補給

    マスクをするのと同じで、のどや鼻の潤いを保ちます。たくさん飲んで時間をおくのではなく、20~30分おきなどに少量の水分を取ると良いでしょう。

  • 5.歯を磨く

    ハミガキをすると口の中の雑菌が排除されます。結果的に風邪ウイルスを除去することにつながります。

夏風邪の場合
  • 空調は冷えすぎに注意し、適温適湿を心がける。
  • 就寝時、腸の活動を低下させないようお腹にタオルケットをかけて寝る。
  • 睡眠をたっぷり取り、体力低下を防ぐ。

その他、夏風邪のウイルスは湿気の多い場所で繁殖することが多いので、寝室の湿気を取り除くのも予防効果があります。眠っている間に人間はかなりの汗をかいていますので、布団の下に防湿シートを敷いたり、またこまめに干すようにしましょう。

胃腸の調子の悪い場合は

胃腸の調子の悪い場合は

胃腸の調子は、疲労やストレスの蓄積を敏感に感じ取り、早い段階で胃酸の分泌やバランスなどをコントロールする自律神経が乱れることで異常を教えてくれることの多い部位です。
主な症状としては、吐き気、胃痛、胃もたれ、食欲不振、便秘、下痢などがあります。これを放置していると慢性的な炎症や潰瘍に引き起こしてしまいます。

つまり、胃腸の症状は、そこだけでなく何か重篤な疾患のシグナルを発してくれている場合があります。「どうも胃腸の様子がおかしい」と感じたら、ぜひ一度受診してみてください。定期健診も有効です。

体がだるい(慢性疲労)

体がだるい(慢性疲労)

疲労とひと言で言ってもレベルがあり、単に「少し休めば治る」ものから、社会生活に支障をきたすほどの倦怠感、あるいは日常生活で介助が必要なほどになる重いものまで考えられます。いずれにしても、疲れているという自覚が数カ月も続くものを慢性疲労と呼びます。
その間には全身の倦怠感のほか、微熱、リンパ節の腫れ、筋力の低下や不快感あるいは筋肉痛、頭痛、関節炎、思考力や集中力の低下、健忘、睡眠異常、うつ状態などの症状が複数見られる場合があります。
原因はひとつでなく、さまざまな場合が考えられますので、自分で判断せずに医師の判断を参考にしていただくのがよいと思います。

生活習慣病

生活習慣病

かつては「成人病」と呼ばれた生活習慣病は、その名の通り、若い頃からの食事、運動、睡眠、喫煙、飲酒などの生活習慣が体にとって悪いものであるにもかかわらず長年にわたって継続することで発症します。
狭心症、心筋梗塞、脳卒中といった脳血管疾患の患者は近年どんどん増えており、日本人の死亡原因の2位とも言われます。

この予備軍とされるのが、肥満、高血圧、高コレステロール血症、糖尿病などの「メタボリック症候群」です。これらは、脳血管疾患の発症率を何倍にも増加させてしまうからです。日本人の40才以上の2人に1人はこのメタボリック症候群またはその予備軍と言われているのです。

心筋梗塞や脳卒中は、それだけで命にかかわるだけでなく、重い後遺症を残すことも珍しくありません。自分の思い通りに体を動かせなくなったり、それまでは普通にできていた行動が取れなくなってしまったりしないためには、生活習慣病の管理と治療は必要不可欠です。
特に60代以上になって「何かおかしい」と感じたら、それは危険のシグナルです。代表的なものが高血圧・脂質異常症(高脂血症)・糖尿病で、ここから起こる疾患は以下が考えられます。

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 動脈硬化
  • 虚血性心疾患
  • 脳血管疾患
  • 痛風
  • 肝臓病
  • 骨粗しょう症
  • 歯周病 など

これらの疾患が脳や心臓といった生命に直結する器官に強い影響を及ぼすことが多く、命に別状はなくても、障害が残ってしまう場合もあるため注意が必要です。

今ではそうした重篤な疾患をお持ちの方は、昔と違って入院して手厚く治療を受けている場合がほとんどです。皮肉にも、そのために日常でそうした疾患を意識しない人が増えているように感じられます。

基本的な治療法は、生活習慣の改善しかありません。何か特定の食材を食べればよい、などといったものではなく、毎日の食生活や運動習慣を根本的に見直し、継続的に改善していく必要があります。これらの改善によって体調がどのように変化しているかを定期的に診ることで、「このままではどうなってしまうのか」、あるいは「このくらい改善すれば大丈夫」ということを一緒に考えていくことができればと思います。

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